病院と避妊薬のイラスト

病院で避妊を行なう場合に処方されるお薬についてご紹介します。また病院でピルなどの避妊薬を処方してもらう場合、保険証が使えず自費負担となるケースが多いので注意しましょう。

病院で処方される避妊薬について

病院で処方される避妊薬には、避妊に失敗した性行為の後に服用して妊娠を回避するアフターピルと、毎日服用して妊娠を回避する低用量ピルの2種類あります。
アフターピルは、中用量ピルのプラノバールか緊急避妊薬として開発されたノルレボ錠のどちらかが処方されます。どちらも72時間以内に服用する必要があり、早く服用するほど効果があります。
プラノバールで緊急避妊する場合には、まずその場で2錠服用します。副作用の吐き気が強く、嘔吐することが多いため、吐き気どめも一緒に処方されることもあります。短時間で吐いてしまった場合、薬の成分が吸収されていない恐れがあるので、再服用が必要になります。1回目の服用の12時間後に、2回目を服用します。
ノルレボ錠は副作用が少なく、服用も1回ですが、プラノバールより高額になります。
アフターピルで避妊に成功したかどうかは、生理が来るまで分かりません。また、婦人科によっては取り扱っていないことがありますので、受診前に問い合わせてください。
低用量ピルは、毎日1錠ずつ同じ時間に服用します。生理開始日から飲み始め、21日間飲み続けたら、7日間薬を休みます。この期間に生理が来るので、生理周期も安定します。
低用量ピルの副作用として、吐き気や頭痛、乳房痛などがありますが、飲み続けるうちに解消されます。
処方の際には、問診や血圧測定などで健康状態のチェックがあります。35歳以上で1日に15本以上煙草を吸う人や、乳がん、子宮がんの人は服用できません。その他にも、持病や既往歴によっては服用できないケースがありますので、医師の指導に従いましょう。服用中も定期的に検診を受けて、健康状態をチェックする必要があります。